といろきっず全園、3月27日に無事、卒園式を終えることができました。
これまで一緒に過ごしてきた園児一人ひとりとの旅だちを祝う…とても寂しいですが、でも、喜ばしく、涙なしにはいられないクライマックス。
これまでの思い出をまとめた動画を作成したり、記念品やたくさんの贈り物を用意し無事にこの日を迎え、各園、すばらしい日にすることができたのではないかと思います。
今年度は新型コロナウイルスの影響で、様々な制約の中、年間通しての行事が思うように開催できなかったり、日々当たり前に行えていた前提が異なってしまったり、保護者の皆さまにも多大なご迷惑やご心配、ご不便をおかけしてきました。
まだ続く未曾有の危機の中で、私たちができること、すべきことは何かを常に自問しながら、「子どもの最善の利益」を保てるよう保育に取り組んでいきたいと思います。
この日の午後は、例年開催している新年度のキックオフ社員総会でした。
コロナ禍ということもあり、今回は小規模保育事業部門に限定し、各園をZoomでつないで開催しました。
コロナ補助金をいただけたおかげで整備できたモニター、Apple TV、iPadをつかって初めての中継開催でした。
途中で通信が切れてしまったり接続がうまくいかないときがありましたが、Zoomの操作にもだいぶ慣れてきました。
総会ではまず私から、園児が大人になる20年後の社会について取り上げ、これから求められるであろう保育や幼児教育の具体的な実践方法について、保育所保育指針 総則の中の「保育の目標」と「保育の方法」を参照し例を挙げながら発表しました。
▼資料を一部抜粋
続いて、統括マネージャー行本より、「といろきっずの保育ってどんな保育?」をテーマにしたプレゼン。改めて私たちが大切にしたい保育を考える素晴らしい機会となりました。
▼資料を一部抜粋
その後、各園での職員会議に移る前に、令和3年度の園スローガンを討議・策定し、発表をしました。
今年度も真新しい気持ちで、様々な創意工夫をもって、保育の質向上に努めてまいります。
コロナ禍がまだまだ続きますが、令和3年度も、保育の基本を着実に重ねながら、子ども一人ひとりの個性を尊ぶ「十人十育」の実現を目指していきたいと思います。