保育型児童発達支援

子どもを中心に枠組みを作っていく

CYS schoolの新たな支援形態として、小グループ単位(未就学児2〜3名)での発達支援プログラムを行う新教室「CYS school センター南第2教室」を7月1日に開所いたします。※現在指定申請中

当社が運営するCYS school(児童発達支援)では、子ども一人ひとりの個性を尊ぶ「十人十育」を理念に、9:00〜15:00の6時間を他のお友だちや先生たち(親子分離)と過ごし、その関わりの中で一人ひとりの個別支援を展開していく「保育型」の発達支援を行なっています。

一日利用児定員は10名ですが、基本的には曜日ごとに、児童の構成に応じてグループ編成やプログラムを2つ3つに分けるなどして、10名全体と各グループでの活動それぞれを組み合わせて支援内容を多様に展開しています。

ただ、CYS schoolは事業所なので、中身を個別的にアレンジできても、開所時間や施設規模といった運営形態という「枠組み」そのものについてはどうしても一定になってしまいます。

6時間というサービス提供時間

9:00〜15:00という時間帯

児童10名という全体のグループサイズ

少人数での保育型療育という、連続した生活の流れの中で子どもたちと関わっていると、それぞれの課題やニーズが様々な場面でありありと見えてきます。
子どもたち一人ひとり、ご家庭それぞれのニーズは実に多様です。

そうしたときに、事業所という複数利用者を対象にした「枠の中」だけでは、時折どこかで限界にぶち当たります。
せっかくのその子のための個別支援計画も「ウチ(の事業所)でやれる範囲の中で」という、文言では出でこない暗黙の前置きが邪魔になってくるのです。

逆にいえば、枠組みそのものを多様に、子どもの発達や進路に応じてオプションを広げていくように増やして行けたら、自ずと支援の幅も私たち自身の視野も広がり、徹底した真の個別支援計画が出来上がっていくはずです。実践と振り返りのPDCAも子どもベースでもっと軌道に乗せられます。

「こうしたいのに」「こうできれば理想だけど」

現場で療育や保育に携わっていると、どうしても制度やルール上で難しくなってしまう葛藤とたたかうことになります。

ですが、国や自治体の制度・ルールを変えることができなくても、「枠」は工夫すれば民間事業者の私たちでも多様にしていけます。

子どもたちやご家族の将来に関わるような大きな責任を担う仕事に携わっている以上、その新しい「枠」の必要性に最前線で気づき生み出せる存在であらねばと思っています。

「Aくんには、もっと○○で△△ができる場所があったら」

「Bちゃんのためにもっと□□の環境がつくれないだろうか」

「●●があればCちゃんのママも通う負担が相当減るのではないか」

子どもファーストで日々打ち込んでいる職員からたくさんアイデアが上がってきます。しかし…事業として成立しないと始めても立ち行かない。
これもまた葛藤です。
悩ましいですが、そんな悩みの中でも、子どものためご家庭のためになれるであろうと、新たなオプションとして一つ進んだのが今回の「小グループ個別支援」です。

小グループ個別支援というと、何だか矛盾しているような言葉ですが、そもそも療育はすべて「個別支援」なので、それを1対1ではなく「少人数の他のお友だちと一緒に」というところに発達支援の意味を見出しているものです。

親御さんとのパートナーシップをベースに、子ども一人ひとりそれぞれが利益を得らる「枠」を今後も作っていきたいと思います。

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