先週土曜の午後に、といろきっず5園で全体研修を行いました。
(当初、大きな会場を借りて集会での開催を予定していましたが、オミクロン株の広がりや市内感染者数の増加でリスクが高まってしまったため、前日になってzoomでの開催に切り替えました。無念。。)
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まずは各園からの自園紹介。
画面越しに各園の楽しげな雰囲気が伝わってきました。
続いて、今回は特別ゲストに大阪のこどもなーと保育園代表の和泉誠先生にご講義いただきました。
こどもなーと保育園さんは、世界中の幼児教育関係者から近年注目されているイタリアのレッジョ・エミリア・アプローチを10年も前から取り入れ、アートの観点・技法を通じて子ども主体の保育を実践されています。
といろきっずも同じ0〜2歳児の小さな保育園。そして大切にしているのが、子ども主体の保育。私たちの日々の保育にもヒントになるような学びや気づきが多々あり、非常に有意義な時間でした。
特に、五領域の中の表現を起点に、ねらいからあそび、記録、計画、そして発展をさせていく保育の連続的な一連のプロセスは、保育者としてワクワクするような素晴らしい取り組み。非常に勉強になりました。
和泉先生ありがとうございました。
後半は安全管理の基本、「ヒヤリハット」について。
全体研修でヒヤリハットをテーマにするのはこれで3回目。他にも色々と検討したいお題は山ほどあるのですが、それでも取り上げて考えることにしました。
最後に少し福井から、これからの保育、これからのといろきっずについて。
時代が変わっていく中で、私たちはどうあろうか。という少し堅苦しい話(??)をしました。
保育園での仕事は、基本的に業務時間=園児が園にいる時間になります。
こうして全員が一緒に研修を行える時間は貴重で、一年の中でもほんの数回しかありません。
今後も都度行なっている園内研修や職員個別に受ける外部研修、書籍や文献からの学びに限らずに、法人としての全体研修の機会づくりと内容の創意工夫にも努めて、日々の保育の質向上を目指していきたいと思います。